オーバー・ローンとは、オーバー・ボロイング(法人企業部門の資金調達において銀行借入への依存度が著しく高い状態)が起こっていた昭和30年代以降に激化したもので、民間金融機関が恒常的に与信超過の状態(預金と資本金以上に貸出や有価証券投資を行っている状態)にあり、不足の資金を日銀による借入に依存している状態のことである。
金融制度調査会はこうした中で、オーバー・ローンを改善する答申を出し、日銀も経済成長に必要な通貨を国債の買いオペで供給するという新金融調節方式が採用された。
