生保の株式会社化とは、生命保険会社が相互会社から株式会社に転換することを指す。1996年の改正保険業法で新たに認められた。
株式会社化すると、社員である保険契約者に株式が割り当てられるが、大手生保は数百万人にのぼる契約者を有しており、株式会社化すると株主数が膨大になる。
また、純資産の少ない生保では端株株主が多くなり、株主総会の運営が困難になる。かといって、増資により発行済株式数を増やすと、配当負担が増すといった問題が発生する。
これを受けて、2000年に端株処理を可能にする保険業法の再改正案が国会に提出され、成立したことから、株式会社化を検討する生保が増加している。
